平城宮跡のメジロ祭り

少し暖かくなった2月末、平城宮跡へ梅を見に行きました。

まだ満開ではなかったけれど、可愛い花が咲いていました。桜よりも木が低くて花を間近で見られるのが良いです。鳥を撮る為か、大きなカメラを持ったおじさん達がたくさんいました。

 

木のすぐ下に立って花を見ていると、小さい鳥が次々と飛んできました。メジロです。

鶯と良く似た抹茶色ですが、目の周りが白くて、そしてとってもちっちゃくて可愛いです。花の蜜を吸っているのか、くちばしを花の中に入れたり、枝をつついたり、せわしなく飛びまわっています。

 

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割と近くでみれたので、ぼーっと見とれていると、小さな子ども連れのお父さんが、「〇〇ちゃん!メジロ祭りやで!」と言いながら近づいてきました。子どもは、私たち夫婦がいたので恥ずかしいのか、そんなに反応しませんでした。お父さんの方がはしゃいだ感じになって微笑ましかったです。「メジロ祭り」という言葉がおもしろくて、その後「あっ、あの木祭りやで」とか「次はあっちが祭りや」など、活用させてもらいました。

とっても広い平城宮跡。いつもはお散歩したり、楽器の練習する人がパラパラいる程度で人影もまばらですが、この日はいつもよりは賑わっていました。それでも蜜とは程遠かったです。