平城宮跡

先日、NHK BSのドラマ、大仏開眼を見ました。今から約10年前、平城遷都1300年にあたる2010年に作られたドラマで、時々再放送されているようです。天平時代の学者、吉備真備吉岡秀隆さん、阿倍内親王(のちの孝謙天皇)を石原さとみさんが演じています。

 

平城宮跡は今住んでいる場所から車で10分ぐらい。夫さんと一緒に何回か訪れていますが、初めて来たのは結婚する前でした。5年ほど前、イラストの仕事で平城宮跡を描くことになり、行ってみることにしたんです。あまりなじみのない奈良。大阪から電車やバスを使っていきましたが、位置関係もわからないので、とても遠く感じました。

その時の仕事の絵です。この時にはまだありませんが、今はもう一つの建造物、南大門を建設中です。

 

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世界はgdgdで満ちている/汀こるもの著(小説現代2015年7月号)

初めて来た平城宮跡の思い出は、やたらと広いこと、敷地内に近鉄電車が走っていることに驚いたこと。

遮るもののない原っぱを、あっちへ、こっちへと写真を撮りながら歩き回りました。お腹がぺこぺこに空いたけれど、ご飯を食べるところもよくわからず、平城宮跡を出て、しばらく歩いたところにある食堂でご飯を食べました。(今は朱雀門広場に綺麗なレストランやカフェができています)

当時は遠い所まで来たな、、もうなかなか来る事は無いだろうと思っていたけれど、今は近くに住んでいて、気軽に行くことができます。

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