世界で一番ゴッホを描いた男 感想とスケッチ

自分が描いたゴッホの絵とオランダで出会う

 

 

世界で一番ゴッホを描いた男というドキュメンタリー映画Amazonプライムで鑑賞しました。

中国の大芬(ダーフェン)油絵村という街は、油絵の工房やお店が密集している街です。私は初めて知りましたが、有名な街なんですね。

映画には、ダーフェンの街の光景が映し出されていました。狭い路地に工房や絵画を売る店が密集していて、あちこちで絵を描いたり、大きな絵を丸めて搬送したりしています。かと思うと子ども達が遊んでいたり、アートな銅像にタオルケット?のようなものが干してあったり、生活臭のする街です。

 

2dkのアトリエで30万枚のゴッホの複製画を描いた



主人公はシャオヨンさんという男性で、田舎から出てきてゴッホの複製画を描くことで生計を立てています。月に500枚から600枚というハードな納期を、奥さんや弟など家族でこなします。ゴッホに憧れていて、アムステルダムへ行ってゴッホの原画を観るという夢を持っています。

念願のアムステルダムへ行き、自分が納品した作品と出会ったり、ゴッホの原画を観て、感激したり。自分の仕事のことでは辛い思いをしたり、、。

複製画をビジネスにしていると聞くとお金儲けのためだけに絵を描いているイメージを持っていました。でも、シャオヨンさんはゴッホに対する純粋な尊敬や憧れの気持ちを持っている。みんなで集まってゴッホの映画を鑑賞するシーンとか、真剣に見ている人たちの表情がいいなあ。

他にも食事のシーン、田舎に帰った時にお婆さんの肖像画を描くシーンなど、好きな場面をスケッチしてみました。

 

            

大勢で食事するシーンが度々出てきます。食事しながらいろいろ語り合う。

 

田舎に帰った時にお婆さんの肖像画を描く。お婆さんを一番尊敬しているそうです。

みんなでゴッホの映画を観る。カーク・ダグラス演じるゴッホの最期に涙する。