いい人がいれば結婚したいなーとは常々思ってはいましたが思うだけでは何も起こらず、、50歳前になってから、婚活を始めてみることにしました。そんな中、縁あって夫さんと出会いました。
私の夫さんへの第一印象は、「何か落ち着く」でした。初対面の時から、すごく盛り上がったわけではないんですが、話がしやすくて、楽しいと思いました。次に会う時も、嫌な緊張感も無くて、楽しみだなーと思いながら行きました。気がかりは、お相手が私をどう思っているか。嫌われてはなさそうだけど、そんなに気に入られた感じもなかったんです。
そんな時に、奈良の若草山へ行きました。私は若草山の頂上に行くのは初めてでした。お天気も良くて山桜が綺麗で、鹿も可愛くて、奈良っていいなあーと思いながら景色を眺めていました。すると、少し先の方に道があって、その先に公園のような何かがあることに気がつきました。そちらの方へは行く人もおらず、気になって行ってみることにしました。
近寄ってみると、「史跡 鶯谷古墳」と石碑が立っています。何と、若草山の頂上に古墳があったんです。ウィキペディアによると、古墳時代に作られ、清少納言の枕草子に出てくるものとされているそうです。
イラストに描いている石碑は、享保18年に東大寺僧の康訓という人が建てたものだということです。石碑にも歴史がありますね。
ここからの眺めはとても素晴らしかったです。今まで知らなかった古墳を見つけたことが何だか新鮮で嬉しかった。そして、その事について二人で一緒に感心したり、話し合えるのが楽しくて、これからもそんな風になれるといいな、と漠然と思いました。今はそうなれてると思うので、感謝しています。夫さんの方は当時どう感じていたかはわかりませんが、、