當麻寺へ

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當麻寺の東塔

 

當麻寺は、奈良県葛城市にあります。

河内と大和を結ぶ竹内街道に近く、昔は交通の要地として開けていたそうです。今も、春には「當麻おねり」という行事や牡丹が有名で賑わうようですが、私たちが訪れた日は静かで、ゆっくりした時間が流れていました。秋晴れで暑いくらい。ウロコ雲が綺麗でした。

 

駅からお寺までの道も、古い家が並んでいて良い雰囲気です。途中、葛城市相撲館「けはや座」がありました。當麻けはやという、相撲取りの始祖にちなんだ館で、本場所と同サイズの土俵があり、他にもさまざまな展示がされています。そこに観光ボランティアらしい年配の女性がいて、當麻寺についても説明してくれました。

「拝観料はかかりますが、一度に6つの国宝が見られますのでぜひご覧になって」とお薦めしてくださいました。梵鐘や本堂、仏像など、6つも国宝があるとのこと。帰りにけはや座に寄ることにして、まず當麻寺へ行きました。そして国宝を巡りました。。上のイラストに描いた「東塔」も国宝のひとつです。

 

帰りにけはや座に寄りました。土俵に上がって、こんな所から投げ飛ばされることを想像すると、改めてお相撲さんはすごいな、と感心します。しこを踏もうとしたけれど、ふらふらしてまともに踏めませんでした。もう少し体幹を鍛えよう、、、とふと思いました。